no-sence of wonders
月へ飛ぶ想い
 
時は2664年……。
人類は恒星間飛行を手に入れ、宇宙旅行がとても身近になった時代。
地球ではあるイベントが催されていた。

「ルナティック・プロトコル・レース」
それは出場者自身が各々用意した自作の宇宙艇に乗り、
地球からスタートして月で折り返し、また地球でゴールインとなるレースである。

とある市立高校に通うパティとジーンは宇宙航行部。
彼女達もレースにエントリーしていたのだが、
パイロットとして登録していた部員がある理由でレース6日前にチームを離脱した。
慌ててパイロットを探すも、急に適役が見つかるわけも無く、
計画は頓挫……。

レースの朝。
結局パイロットは見つからず、棄権することをセンターに告げようと思って家を出たその時。
家の前に一人の男が倒れていた。

話を聞いてみると、
彼は1945年12月5日にバミューダ海域で失踪した
アメリカ海軍大19飛行小隊《フライト19》アベンジャー雷撃機に搭乗していた
テイラー中尉であった。
彼は時空乱流に飲み込まれ2664年までタイムスリップしてきた(笑)のである。

急遽彼に事情を説明し、パイロットになってもらうのだったが……。

[パティ]

市立女子高2年
宇宙航行部部長
Lunatic Protocol 計画リーダー

[ジーン]

市立女子高1年
宇宙航行部部員
メカニック担当

[テイラー]

1945年に失踪した
アメリカ海軍第19飛行小隊
アベンジャー雷撃機に搭乗していた

「鳥人間コンテスト」にインスパイアされ、
モジャ公の「アステロイド・ラリー」
なりきりダンジョンの「大陸横断レース」を横目で補足しつつ(汗
無理矢理まとめあげようとしている漫画です。
けっこうまだまだポイントを詰めなければなりませんが……。
ま、そんな感じで。

どんな感じだ